庭を人工芝にするメリットとデメリット

人工芝豆知識

庭に人工芝を導入することで様々なメリットとデメリットがあります。具体的にどんな特徴があるのかまとめました。

これから庭に人工芝を施工しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

庭を人工芝にするメリットとは

・景観が良くなる

まず第1印象として景観が良くなる点が挙げられます。土や砂利のままだと、あまりきれいな印象は持ちませんし、かといってコンクリートだとちょっとクールで冷たい印象がありますね。

人工芝ならぬくもりを感じ、柔らかい印象を与えてくれます。もともと緑色は人間の深層心理としてリラックスや安定、安心感をもたらす色です。 例えば、山や森などを見るとリラックスした気持ちになりますね。人工芝にも同様の効果が見込めます。

・整備が不要

人工芝にしてしまえば、基本的に大きな整備の必要はありません。雑草も生えてきませんし、天然芝のように伸びることもありませんのでカットの必要もなし。また、枯れる心配もないので水やりをしたり、肥料を与える必要もありません。 それでいて、一年中同じ景観を保つことができます。

芝自体の手入れが不要な分、天然芝より大幅に整備の負担は少なくなります。 ただし全く整備不要かと言えば、そうではありません。人工芝の上にも埃や落ち葉などが付着することはよくありますから、定期的なお掃除はした方が良いでしょう。

  ・安心、安全に多目的な使用が可能

人工芝にしてしまえば、小さなお子さんがいても安心して遊ぶことができます。

例えばコンクリートや砂利だと、尖った石やコンクリート破片があったら怪我をしてしまいます。 しかし人工芝なら、たとえその上で転んでしまっても大きな怪我になることはほとんどありません。

そして庭の大きさにもよりますが、人工芝なら多目的な使用が可能。 バーベキューをしたり、花火をしたり、バトミントンをしたり、ベンチを置いてそこにくつろいだりなど。安心できる環境で、リラックスして時間を過ごすことができます。

尚、火気を取り扱う場合は直接、人工芝につけないように注意しましょう。

庭を人工芝にするデメリットとは

・初期費用がやや高い

天然芝に比べれば初期費用がやや高くなる傾向があります。例えば同じ広さの面積に天然芝と人工芝を敷き詰めた場合、人工芝のほうが10倍近い値段になってしまいます。

大きい庭全体に人工芝を敷き詰めたいとなると、数万円かかることが予想されます。ただ、天然芝も結局生育費用がかかりますので、ランニングコスト的にはそこまで大差はないとも言えます。

・経年劣化がある

人工芝は劣化しにくいポリエチレンやポリエステル素材を使用していますが、それでも10年を過ぎると多少色が劣化してきたり、素材自体が硬くなったりすることはあります。

芝部分のパイルが劣化し、簡単に剥がれてしまったり、切れてしまうことも。 一方、天然芝は手入れさえうまくすれば何十年と持つので、その違いがあります。(ただし、枯れてしまうと人工芝以上に寿命が短くなってしまいますが)

・撤去に苦労する

もし将来的に人工芝が不要となった場合、その大きな人工芝を剥がすのも大変ですし、廃棄するのも大変です。

小さく切り分ければ一般ゴミとして捨てることができますが、それは大変な作業です。 そのままのサイズで捨てたい場合、各地域のごみ処理施設に持っていく必要があります。

長年にわたり人工芝を導入するなら問題ありませんが、「気分転換にちょっと人工芝を取り入れてみたい」という程度の考えでしたら、撤去に苦労しますので熟考してから判断しましょう。

まとめ

以上、庭に人工芝を導入するメリットとデメリットについて解説しました。人工芝を導入するメリットは何と言っても景観の良さ。

すっきりとした印象を与えてくれますし、庭で遊ぶのにも非常に良い環境です。しっかり防草シートを張ってから人工芝を導入すれば雑草も生えてきませんし、管理もとても楽です。

どちらかというと、メリットの方が多いので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

タイトルとURLをコピーしました